みどりひょうもん (緑豹紋)

Argynnis paphia

Argynnis paphia

わが国の各地をはじめ、ユーラシア大陸の温帯域に広く分布しています。平地から亜高山帯の林縁や沢沿いなどに生息し、前翅長は31〜40ミリになります。橙褐色の地に黒色の斑紋があり、裏面は淡い緑色を帯び、3本の銀色の縞模様があります。6月から10月ごろに出現し、「あざみ」の花などから吸蜜します。幼虫の食草は「すみれ」類です。 
タテハチョウ科ミドリヒョウモン属のチョウ類で、学名は Argynnis paphia。英名は Silver-washed fritillary。 
長野県伊那市長谷黒河内「黒河内林道」にて、2006年08月24日撮影。 

Shu Suehiro
shu@botanic.jp