ほくおうくしいもり (北欧櫛井守) [Index] [Back]

Triturus cristatus

Triturus cristatus

Triturus cristatus

ヨーロッパの北西部からロシア西部それにイギリスに分布しています。草の茂った雑木林などの石の下や倒木の下などに生息し、体長は15〜18センチになります。腹部はオレンジ色、通常のオスやメスの背面は灰褐色地に不明瞭な黒色の斑紋が入る地味な体色です。繁殖期のオスには、背中にクレスト(ギザギザの櫛状の飾り)が発達します。10月から翌年の2月ころまで冬眠します。別名で「きたくしいもり(北櫛井守)」とも呼ばれます。 
イモリ科クシイモリ属の両生類で、学名は Triturus cristatus。英名は Great-crested newt。 
イギリス・ケンブリッジシャー州キャンボーンにて、2018年03月11日撮影。(photo by Yumi Gunji) 

Shu Suehiro
shu@botanic.jp