じょうびたき (尉鶲) [Index] [Back]

Phoenicurus auroreus

Phoenicurus auroreus

Phoenicurus auroreus

わが国へは冬鳥として渡来します。繁殖地は、チベットから中国東北部、沿海州、バイカル湖周辺です。平地からの低山の明るく開けた林の中に生息し、冬には人里や都市部の公園などでもよく見られます。体長は13.5〜15.5センチで、スズメよりわずかに小型です。オスは頭上が白くて目の周りが黒く、メスは頭が淡褐色です。胸から腹、尾にかけては橙色をしています。昆虫類やクモ類などを餌にしていますが、冬にはピラカンサなどの木の実もよく食べます 
ツグミ科ジョウビタキ属の鳥類で、学名は Phoenicurus auroreus。英名は Daurian redstart。 
茨城県那珂市「茨城県植物園」にて、2015年02月01日撮影。 

Shu Suehiro
shu@botanic.jp