くじゃくちょう (孔雀蝶) [Index] [Back]

Aglais io

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わが国の中北部をはじめ、ユーラシア大陸の温帯・亜寒帯域に広く分布しています。北方系の種類で、森林の周辺部や草原に生息しています。成虫は4月から9月に発生します。成虫の前翅長は26〜32ミリで、4枚の翅の表側前縁にそれぞれ大きな目玉模様があります。水色の小さな斑点を含んだ黒い大きな斑紋で、その周囲を黄白色の環、さらに外側を黒の環が囲みます。幼虫は全身が黒く、長い突起が身体に生えたケムシで、「ホップ」や「からはなそう」、「ほそばいらくさ」、「えぞいらくさ」、「はるにれ」などを食草としています。
タテハチョウ科クジャクチョウ属の昆虫類で、学名は Aglais io。英名は Peacock butterfly。
[上] イギリス・ウィルトシャー州ウェストベリーにて、2008年04月26日撮影。(photo by Jouette Travis)
[中1・中2] 福島県西郷村「三本槍岳」にて、2014年08月13日撮影。
[中3・中4] イギリス・ランカシャー州プレストンにて、2020年04月16日撮影。(photo by Yumi Gunji)
[中5・下] 岩手県八幡平市「岩手山」にて、2022年08月21日撮影。

Shu Suehiro
shu@botanic.jp