テキサスロングホーン

Bos taurus

家畜として飼育されているウシの一品種です。16世紀にスペイン人によって、メキシコを経由してテキサス州やカリフォルニア州に導入されました。南北戦争後、飼育頭数が飛躍的に伸びたため、人口の多いアメリカ東北部に向けて移送されることになりました。あの「ローハイド」の時代です。近年、純粋種の減少が続いたため、1964年にはテキサスロングホーン飼育者協会(Texas Longhorn Breeders Association of America)が設立され、旧西部のシンボルを遺そうとする努力が始まっています。 
ウシ科ウシ属の哺乳類で、学名は Bos taurus。英名は Texas longhorn。 
アメリカ・テキサス州フォートワース市にて、2000年09月16日撮影。(photo by Jon Suehiro) 

Shu Suehiro
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