イカリソウ (Epimedium grandiflorum var. thunbergianum)

いかりそう (錨草)

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	わが国の本州、近畿地方以北の太平洋側から北海道に分布しています。丘陵や山地の明るい林の中に生え、高さは２０～３０センチになります。葉は根生して、長い葉柄の先に卵形の小葉を３個つけます。４月から５月ごろ、枝先の総状花序に淡い紫色から白色の花を咲かせます。花には四方に伸びる細長い距があります。写真中２４は、園芸品種の「フレーブセンス（cv. Flavescens）」、中２５は、「プリンセススーザン（cv. Princess Susan）」。
	メギ科イカリソウ属の多年草で、学名は Epimedium grandiflorum var. thunbergianum (syn. Epimedium grandiflorum)。英名はありません。
	The "Ikari-so" (Epimedium grandiflorum var. thunbergianum) belongs to Berberidaceae (the Berberry family). It is a perennial herb that is native northward from Kinki district of Honshu to Hokkaido in Japan. This herb grows in hillsides, montane open woods and can reach 20-30 cm in height. The leaves are basal and 3-lobed compound with ovate leaflets. The terminal racemes are borne and bloom pale purple to white flowers. The flowers have elongated spurs that extend in all directions.
	[上・中１] 長野県軽井沢町「軽井沢町植物園」にて、2009年04月25日撮影。 [中２] 同上にて、2010年05月15日撮影。 [中３～中５] 大阪府高槻市田能「高槻花しょうぶ園」にて、2006年04月26日撮影。 [中６] 長野県松川村川西にて、2006年05月09日撮影。 [中７] 岐阜県土岐市下石町にて、2007年04月12日撮影。 [中８] 長野県伊那市「かんてんぱぱガーデン」にて、2007年05月08日撮影。 [中９～中１２] 新潟県魚沼市「小出スキー場」にて、2018年04月22日撮影。 [中１３・中１４] 宮城県山元町「深山」にて、2020年05月01日撮影。 [中１５～中１８] 宮城県仙台市太白区「中ノ森」にて、2021年04月19日撮影。 [中１９～中２３] 福島市松川町「水原地区くまがいそう自生地」にて、2023年05月04日撮影。 [中２４～２６・下] アメリカ・ケンタッキー州「ユーデル植物園」にて、2024年05月19日撮影。(photo by Jon Suehiro)

Shu Suehiro