ふゆのはなわらび (冬の花蕨)

Botrychium ternatum

Botrychium ternatum

Botrychium ternatum

Botrychium ternatum

Botrychium ternatum

Botrychium ternatum

Botrychium ternatum

Botrychium ternatum

Botrychium ternatum

Botrychium ternatum

Botrychium ternatum

Botrychium ternatum

Botrychium ternatum

Botrychium ternatum

Botrychium ternatum

Botrychium ternatum

わが国の各地をはじめ、台湾や朝鮮半島、中国それにインドに分布しています。多年性のシダ植物で、夏の終わりごろに小さな葉を広げます。冬に小さな黄金色の胞子がついた胞子葉を伸ばします。生育期間は秋から春までで、夏は地上部が枯死して休眠します。茹でて灰汁であく抜きしたものは食用になります。また腹痛や下痢の漢方薬としても利用されるそうです。台湾華語では「大陰地蕨」、中国語では「陰地蕨(yin di jue)」と呼ばれます。
ハナヤスリ科ハナワラビ属のシダ植物で、学名は Botrychium ternatum。英名は Ternate grape fern。
The Ternate grape fern (Botrychium ternatum) belongs to the family Ophioglossaceae. It is a perennial pteridophyte and distributed to Japan, the Korean Peninsula, China and India. This fern bears small sterile fronds in late summer and fertile fronds with golden sori in winter. The terrestrials are blighted in summer and diapause. It is edible after boiling and removing harshness. It is also used as a herbal medecine for against abdominal pain or diarrhea. In Taiwanese Chinese, it is called "大陰地蕨" and in Chinese "陰地蕨" (yin di jue).
[上・中1] 愛知県豊田市市場町「緑の公園」にて、2006年11月16日撮影。
[中2] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2003年10月12日撮影。
[中3] 同上にて、2002年11月24日撮影。
[中4] 同上にて、2007年09月25日撮影。
[中5・中6] 茨城県水戸市田野町にて、2012年11月10日撮影。
[中7・中8] 福島県須賀川市「笠ヶ森山」にて、2014年10月25日撮影。
[中9・中10] 岩手県八幡平市野駄にて、2017年10月09日撮影。
[中11・中12] 山形市神尾「山形市野草園」にて、2017年10月18日撮影。
[中13・中14] 山形県小国町小玉川にて、2021年09月19日撮影。
[下] 宮城県大河原町大谷にて、2023年10月26日撮影。

Shu Suehiro
shu@botanic.jp