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わが国の固有種で、本州にだけ分布しています。山地の林縁や草原に生え、高さは1メートルほどになります。葉は3出複葉で対生します。8月から9月ごろ、茎の先端や葉腋に集散花序をだし、淡い紫色の花を咲かせます。花冠の下部は筒状で、先端は反り返ります。和名は、葉のかたちが「ぼたん(牡丹)」に似ていることから。
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キンポウゲ科センニンソウ属の落葉小低木で、学名は Clematis stans。英名はありません。
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The "Kusa-botan" (Clematis stans) belongs to Ranunculaceae (the Buttercup family). It is a deciduous shrub that is endemic to Japan and distributed only to Honshu. This shrub grows on mountain forest edges or grasslands, and can reach about 1 m in height. The leaves are trifoliate and arranged oppositely. The cymes are borne at the tips of stems or axils, and the pale purple flowers bloom from August to September. The underneath part of corolla is tubular and the tips are recurving. The Japanese name "Kusa-botan" is derives from the leaf-shape resembling the tree peony.
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[上・中1] 長野県山ノ内町「信大自然観察園」にて、2010年07月25日撮影。 [中2・中4] 滋賀県米原市上野「伊吹山」にて、2006年07月27日撮影。 [中3] 石川県吉野谷村中宮「かもしか滝」にて、2004年08月08日撮影。 [中5] 長野県伊那市長谷黒河内「黒河内林道」にて、2006年08月24日撮影。 [中6・中7] 長野県伊那市長谷黒河内「南アルプス林道」にて、2006年09月22日撮影。 [中8] 福島県昭和村下中津川にて、2012年08月26日撮影。 [中9・中10] 福島県天栄村」二岐山」にて、2014年07月26日撮影。 [中11〜中14] 福島県須賀川市「笠ヶ森山」にて、2014年10月25日撮影。 [中15・中16] 宮城県川崎町「雁戸山」にて、2019年08月01日撮影。 [中17・中18] 岩手県滝沢市「鞍掛山」にて、2022年08月22日撮影。 [中19〜20・下] 山形県小国町小玉川にて、2024年08月15日撮影。
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