|
さんしゅゆ (山茱萸)
|
|
|
|
−− もっと見る（Show more）−−
−− 閉じる（Close） −−
|
|
|
|
|
朝鮮半島から中国が原産です。わが国へは江戸時代の中頃に薬用植物として渡来しました。３月から４月ごろ、枝先の散形花序に黄色い小さな花を咲かせます。秋には、楕円形の果実が真っ赤に熟します。この果実は秋珊瑚（あきさんご）とも呼ばれ、漢方薬として利用されます。中国語では「山茱萸（shan zhu yu）」と呼ばれます。和名は、漢名をそのまま音読みしたことから。 |
|
|
ミズキ科サンシュユ属の落葉小高木で、学名は Cornus officinalis。英名は Shan zhu yu。 |
|
|
The Shan zhu yu (Cornus officinalis) belongs to Cornaceae (the Dogwood family). It is a semi-tall deciduous tree that is native to the Korean Peninsula and China. This tree was introduced into Japan for using as a medicine in the medium-term of Edo Era (1603-1867). The small yellow flowers in the terminal umbels come in March to April. The fruits are elliptic and ripen red in fall. The fruits are used for herbal medicine. In Chinese, it is called "山茱萸" (shan zhu yu). The Japanese name is an On-yomi (Chinese reading of kanji) of the Chinese name "山茱萸". |
|
|
[上] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2007年03月10日撮影。 [中１〜中３] 京都府宇治市「宇治市植物公園」にて、2006年03月24日撮影。 [中８] 同上にて、2006年01月12日撮影。 [中４] 長野県大町市常盤「ラ・カスタ」にて、2006年05月09日撮影。 [中５・中６] 東京都江戸川区「葛西臨海公園」にて、2008年08月03日撮影。 [中７] 京都市左京区「京都府立植物園」にて、2005年11月28日撮影。 [中９・中１０] 同上にて、2006年02月02日撮影。 [中１１・中１２] イギリス・ロンドン市「キューガーデン」にて、2008年03月03日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中１３・中１４] 群馬県高崎市「観音山」にて、2012年04月01日撮影。 [中１５〜中１７] 福島市「花見山公園」にて、2015年03月29日撮影。 [中１８] 山形県西川町間沢にて、2015年04月04日撮影。 [中１９〜中２１] 山形市神尾「山形市野草園」にて、2017年10月18日撮影。 [中２２・中２３] 宮城県川崎町「みちのく湖畔公園」にて、2018年04月12日撮影。 [中２４・中２５] 新潟県魚沼市千溝「響の杜公園」にて、2018年04月22日撮影。 [中２６・中２７] 宮城県仙台市宮城野区「榴岡公園」にて、2019年04月14日撮影。 [中２８・中２９] 同上にて、2021年03月25日撮影。 [中３０・下] 宮城県柴田町「船岡城址公園」にて、2023年03月12日撮影。 |
|
|
|
Shu Suehiro
shu@botanic.jp
|