
オカ(オカ芋)


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プロフィール

カタバミ科カタバミ属の多年草で、学名は Oxalis tuberosa。

南アメリカ西部からアルゼンチン北西部が原産です。アンデス山脈の高地を中心に広く栽培されていて、「じゃがいも」に次ぐ重要なイモ類となっています。赤みがかった茎は直立して、よく分枝し、高さは25〜30センチになります。葉は3出複葉で、小葉はハート形です。地下茎はこぶ状に肥大化して塊茎となります。また野生種は夏に花茎を伸ばして、黄色の花を咲かせますが、栽培種の多くは花を咲かせません。別名で「オカいも(オカ芋)」とも呼ばれます。
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系統・品種と用途

「オカ」は品種改良が行われた結果、現在では様々な色の塊茎を持つ品種が栽培されています。ただ多くの品種は、シュウ酸によるえぐ味のため生食はできないので、調理の前にあらかじめ下茹でしてアク抜きを行う必要があります。
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栽培のポイント

「オカ」を栽培するにあたっての基本条件および栽培のポイントはつぎのとおりです。なお作型は、品種によって異なる場合がありますので、記載されている内容をよく確認してください。
「オカ」の葉は、酸っぱくて生食でき、茎も「ルバーブ」のように利用できます。
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 気候区分
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 作業
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 1
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 3
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 11
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 温暖地 |
 芽だし |
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 植えつけ |
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 収穫 |
 
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 気候区分
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 植えどき
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 収穫時期
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| 寒 地 |
05/上〜06/上 |
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11/上〜11/中 |
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| 寒冷地 |
04/下〜05/下 |
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11/上〜11/中 |
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| 温暖地 |
04/中〜05/中 |
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11/上〜11/下 |
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| 暖 地 |
04/上〜05/上 |
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11/上〜12/上 |
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ご注意
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萌芽温度は15〜30℃、生育温度は5〜30℃なので、これを外れるときは、加温または遮熱をしてください。
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℃
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20 25 30
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萌芽適温
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20-25
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生育適温
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20-25
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栽培のポイント
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冷涼な気候を好みます。ただ霜には弱く、春の最後の遅霜のあとから晩秋の初霜までが栽培期間となります。また、温暖な気候では、夏の間に成長がほとんど停滞するため、早めに植えつけることが必要です。
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pH
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5.0 6.0 7.0
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土壌酸度
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5.5-7.0
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栽培のポイント
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ほとんど中性に近い弱酸性土壌を好みます。強い酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
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年
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 0 |
 1 |
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 5 |
 6 |
 7 |
 8 |
 9 |
 10 |

作付け間隔
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2-(3)
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栽培のポイント
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連作障害がでやすいので、いちど栽培したところでは、少なくとも2〜3年は栽培しないようにしてください。
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栽培のステップ

「オカ」を栽培するとき、植えつけから収穫までの作業ステップは、およそつぎのようになります。ここでは、小さなホームガーデンを想定した一般的な方法を説明しています。

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ステップ
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内容
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芽だし・育苗
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(1) 塊茎の萌芽には30日ほどかかるので、育苗ポットに栽培用土を入れ、塊茎を横向きにして仮植えします。覆土は3〜5センチほどです。
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(2) 暖かい場所に移して、温度を15℃以上に保ちます。芽が10センチほどに伸びたら、植えつけるようにします。
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畑の準備
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(1) 酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに、1平方メートルあたり100gの苦土石灰を施し、よく耕しておきます。
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(2) 元肥として1平方メートルあたり完熟堆肥2kgと、有機配合肥料100gをよくすき混み、幅90センチ、高さ10〜20センチほどの畝を立てます。
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(3) プランターでは大型深型プランター(50リットル以上)が必要になります。
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植えつけ
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(1) 最後の霜が降りた後に定植します。白マルチを張り、35〜40センチ間隔に植え穴をあけます。
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(2) 開けた白マルチの穴に、根鉢を壊さないように塊茎を植えつけます。白マルチを張ると地温上昇を抑制し、水分が保持されるようになります。
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管理・遮光
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(1) 乾燥を嫌うため、乾かないようにこまめに水やりをします。
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(2) 気温が頻繁に27℃を越える地域では、寒冷紗を掛け、半日陰で栽培した方が良さそうです。
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(3) 土寄せすると収穫できる塊茎の数は増えますが、大きさは小さくなります。
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(4) 塊茎の肥大には、短日と15℃以下の涼しさが必要です。具体的には秋分の日から6週間くらいの肥大期間が必要です。
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収穫
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(1) 11月になって、霜が降りるようになったら収穫です。
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(2) 30センチほどに育った株の根元を掘り上げて収穫します。1株あたり10〜20個の塊茎が収穫できます。
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(3) 「オカ」を来年用に貯蔵するときは、ビニール袋にほんのり湿ったバーミキュライトに入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。
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おもな病害虫

「オカ」のおもな病気としては、茎腐病やウイルス病などがあります。また、害虫の被害はほとんどありません。
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写真提供: 「ボタニックガーデン」 イラスト: 「ころぽっくる」 by lemさん
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