とうだいぐさおおすかしば (灯台草大透翅) [Index] [Back]

Hyles euphorbiae

Hyles euphorbiae

ヨーロッパに分布しています。草原や石灰岩地の斜面、ヒースランド、畑地などに生息しています。成虫は体長が2〜3センチ、翼長は5〜7センチです。前翅の上面は淡い黄灰色からラベンダー灰色で、肋中央と翅の付け根に暗褐色の斑点があり、翅の先端から内縁にかけて暗褐色の帯があります。後翅の上面は黒色で、外縁は淡い緑色を帯び、中央にはピンク色がかった褐色の帯があります。幼虫は長さが10センチまでに成長します。幼虫は「とうだいぐさ」の葉や苞を食べます。 
スズメガ科ハイレス属の昆虫類で、学名は Hyles euphorbiae。英名は Spurge hawk-moth。 
スイス・ベルン州グリンデルワルトにて、2207年06月29日撮影。(photo by Jon Suehiro) 

Shu Suehiro
shu@botanic.jp