











わが国の本州、岐阜県以北から北海道の西南部に分布しています。
山地の明るい草地に生え、高さは1〜1.5メートルになります。根生
葉は長さ30センチになり、「ゴボウ」の葉に似ています。9月から10
月ごろ、ずんぐりした大きな頭花を咲かせます。総苞片は堅くて尖
り、外苞片は反り返ります。葉の裏には白い毛が密生していて、これ
を集めて火打ち石の火花を移しとる火口(ほくち)にしたことが名前の
由来です。別名で「ヤマゴボウ」とも呼ばれ、根は漬け物に、若葉は
草餅を作るのに使われます。葉の裏の繊維をお湯でもどすと、蕎麦
の繋ぎにもなるそうです。
キク科ヤマボクチ属の多年草で、学名は Synurus pungens。
英名はありません。
[上] 長野県宮田村黒川山「しらび平」にて、2002年09月15日撮影。
[中1・中4] 長野県白馬村北城「八方尾根」にて、
2006年08月25日撮影。
[中2] 石川県吉野谷村中宮にて、2004年08月08日撮影。
[中3] 長野県立科町芦田八ヶ野「林道夢の平線」にて、
2001年10月21日撮影。
[下] 長野県木曽福島町新開「地蔵峠」にて、2005年10月19日撮影。
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